2017年3月28日火曜日

防災広場に行ってみた

月に一度の新聞配達の途中に出来たばかりの防災広場、避難道路に寄ってみた。

▶ 地区の避難場所は国道6号を越えた先の高台にある吉田小学校。その国道の手前、避難道路脇に広い駐車場とトイレ、ベンチ、水飲み場ができた。ここは1次避難所、状況を見て国道を越え2次避難所の吉田小学校に行くことになる。

▶ 去年の11月の津波の時は、吉田中学校前から西に伸びるこの道は、吉田小学校への最短経路だが、まだ工事中で通行できなかった。そのため、避難所の吉田小学校へは一つ南か北の道をう回するしかなかった。
大震災直後の2011年4月の津波注意報の時、我が家は角田市に仮住まいだったが、あちこちで渋滞が発生したと聞いた。だから私はその渋滞を避けるために、信号があり渋滞の心配の少ない荒浜街道を抜け、亘理中学校に避難した。

▶ そんなわけで、渋滞の心配なく避難できるこの避難道路と防災広場はありがたい。さらにここは津波が到達しなかった地点なのでなおさらだ。元々この道は、対向車が来ると徐行が必要なほどの狭い道だった。工事で安心してすれ違える幅になり、広い歩道も出来た。
▷ 写真の先が私の住む開墾場あたりだ。

2017年3月14日火曜日

町道が付け替えになった

常磐線沿いの町道が付け替えになった。大分前から田んぼの中に新しい道路が作られており、いつになったら通行できるのかと思っていた。すると、「町道付け替えを知らせる看板」ができた。将来の町役場に向かう新しい道だった。
 ▶唐屋敷から右に大きくカーブして進むと、以前からできていた橋に直結する。元の道(赤い➡のガードレールの向こう)は3月10日から廃止され通れなくなった。だから、踏切を渡って町の中心部、亘理幼稚園や佐藤製線の方に行くには橋の直前の交差点で左折することになる。つまり、三角形の一辺を通れば良かったのが二辺を通らねばならなくなったのだ。
 ▶ならば、朝夕の混む時間は別として、橋をそのまま通って荒浜街道との交差点まで直進する。そこで左折すれば町の中心部へ、直進すれば役場予定地へ、右折すれば生協や荒浜方面へ行くことができる。少し遠回りになるが、便利になったのか・・・悩ましいところだ。

2017年3月12日日曜日

丸森鹿島神社奉射祭(やぶさめ)

 3月12日、丸森町小斎の鹿島神社の奉射祭(やぶさめ)を見た。
創建が111年ととても歴史ある神社で、江戸時代の領主が始めて400年近くになるそうだ。騎馬姿が普通だが、ここでは立ち姿で矢を放つ。
  9時過ぎ、水垢離が始まった。射手となる若者が下帯姿で水をかぶり、身を清めた。開会式、お祓いの後、女児4名の巫女舞があった。次に白紙で目隠しをした神官が矢を放ち、的への当たり方で一年の月ごとの天候を占った。
 いよいよ注目の五穀豊穣と区内の安全を祈願する神事だ。総勢10名が横一列に並び、次々と18m離れた大的(おおまと)に矢を放つ。「当たりー」の声が響いた。次は28mと遠くに見える小的を狙う。的は、害鳥のかりがねが描かれている。今回は100本中25本の当たりだった。
 この行事は、一時途絶えていたが町おこしの一環で再開されて27回目になるそうだ。私は、震災の年に丸森町で臨時職の仕事をいただいていた。当時世話になった教育長、課長に挨拶することができた。また、大学一年の時、弓道部に入ろうかと一日体験の経験があり、当時を思い出しながら楽しいひと時を過ごすことができた。

















2017年3月10日金曜日

植木手入れ研修会参加

亘理中央公民館で開かれた植木手入れ講習会に参加した。町内の植木屋さんが講師でまず1時間ほどの座学だ。刈込挟の使い方、研ぎ方や脂取りなどの手入れを学んだ。                        ▶次に外に移動して実習だ。町民体育館の西側で国道に面している所が会場だ。仕上がりのラインを想定しながら鋏を使う。きれいに仕上げるために太い枝は、5~6㎝深く切る。同じ所で切るとそこから細い枝が出てきてバランスを崩すらしい。枯れ枝を取ったりして、陽が当たり、風が入るように、スカスカに仕上がるようにするのが肝らしい。また、足もとをきれいにするのも、庭の美しさにつながることも教えられた。                        ▶申し込む際に事務局から剪定鋏を持参するよう指定された。刈込鋏はなかったので講師のを借りた。驚いたのは、その鋏は二枚の刃の隙間が大きく開いていて、両の手で切り口を合わせて、いかにもそうなっていたかのように切っていた。真似しても、ちょっとやそっとでは上手く出来なかった。                                                  ▶今回の参加者は40名、そのうち30名はシルバー人材センターの人たちだった。彼らのスキルアップがメインの講習会らしい。私のような一般参加は10名だった。講習会は、内容を少しずつ代えて毎年しているようだ。10時に始まり、昼食をはさんで15時前に終了した。我が家の植木の剪定は、数年前から丸森の方にしてもらっている。経費節減のためにも自分でもある程度出来るようにしておきたいと思っている。      





2017年3月8日水曜日

相馬鎮魂記念館 常磐線山下駅 吉田浜堤防

 久しぶりの投稿。
吉田東部まちづくり協議会の研修で、福島県相馬市に出かけた。本来は昨年11月22日に計画されていたが、福島沖を震源とする地震、津波で中止になっていた。
これに変わるものとして昨日3月8日に計画された。
常磐線浜吉田駅に9時50分に集合。12月に再開されたばかりの路線で相馬駅へ。そこで待たせていたバスに乗車。まずは、市内を走り6号線沿いの「道の駅相馬」に寄った。
この後、松川浦方面へ。海が近くなると「ここまで浸水域」の表示が見えてきた。先日河北新報の記事に出ていた松川浦大橋を過ぎ、港の方に向かった。
「鎮魂記念館」で、当日の生々しい映像を見た。私の体験したものとは異なる緊迫感があった。館の外に津波に耐えて生き残ったフジ棚があった。
 相馬港を右横に見ながら、鹿狼山方面に向かう。途中、火力発電所の煙突が見えた。ここは、我が家の近くからも見えるランドマークだ。手前に震災後に出来たであろう太陽光発電のパネルが広がっていた。
鹿狼山は相馬市民にとってのふるさとの山だ。元日登山が恒例で、ご来光を拝むのだそうだ。「鎮魂の鐘」が設置してあるという。その麓の店で蕎麦を食べた。

帰りは、海沿いを走る。
まずは、新しくなった「常磐線坂元駅」、宮城病院脇の新しい住宅地、そして「山下駅」だ。
真新しい駅舎前のスーパーの壁面に、キリコの技法を使った壁画があった。地元の方たちの原画をプロの作家が表現したものだそうだ。
最後に、吉田浜に寄った。メンバーの一人が理事を務めるグリーンベルトという特定非営利法人が植林をしている所だ。私も2度ばかり参加した。
堤防の下に広がる鳴り砂の浜。はるか向こうは行ってきたばかりの相馬の辺りだ。