創建が111年ととても歴史ある神社で、江戸時代の領主が始めて400年近くになるそうだ。騎馬姿が普通だが、ここでは立ち姿で矢を放つ。
9時過ぎ、水垢離が始まった。射手となる若者が下帯姿で水をかぶり、身を清めた。開会式、お祓いの後、女児4名の巫女舞があった。次に白紙で目隠しをした神官が矢を放ち、的への当たり方で一年の月ごとの天候を占った。
いよいよ注目の五穀豊穣と区内の安全を祈願する神事だ。総勢10名が横一列に並び、次々と18m離れた大的(おおまと)に矢を放つ。「当たりー」の声が響いた。次は28mと遠くに見える小的を狙う。的は、害鳥のかりがねが描かれている。今回は100本中25本の当たりだった。
この行事は、一時途絶えていたが町おこしの一環で再開されて27回目になるそうだ。私は、震災の年に丸森町で臨時職の仕事をいただいていた。当時世話になった教育長、課長に挨拶することができた。また、大学一年の時、弓道部に入ろうかと一日体験の経験があり、当時を思い出しながら楽しいひと時を過ごすことができた。
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