2017年3月8日水曜日

相馬鎮魂記念館 常磐線山下駅 吉田浜堤防

 久しぶりの投稿。
吉田東部まちづくり協議会の研修で、福島県相馬市に出かけた。本来は昨年11月22日に計画されていたが、福島沖を震源とする地震、津波で中止になっていた。
これに変わるものとして昨日3月8日に計画された。
常磐線浜吉田駅に9時50分に集合。12月に再開されたばかりの路線で相馬駅へ。そこで待たせていたバスに乗車。まずは、市内を走り6号線沿いの「道の駅相馬」に寄った。
この後、松川浦方面へ。海が近くなると「ここまで浸水域」の表示が見えてきた。先日河北新報の記事に出ていた松川浦大橋を過ぎ、港の方に向かった。
「鎮魂記念館」で、当日の生々しい映像を見た。私の体験したものとは異なる緊迫感があった。館の外に津波に耐えて生き残ったフジ棚があった。
 相馬港を右横に見ながら、鹿狼山方面に向かう。途中、火力発電所の煙突が見えた。ここは、我が家の近くからも見えるランドマークだ。手前に震災後に出来たであろう太陽光発電のパネルが広がっていた。
鹿狼山は相馬市民にとってのふるさとの山だ。元日登山が恒例で、ご来光を拝むのだそうだ。「鎮魂の鐘」が設置してあるという。その麓の店で蕎麦を食べた。

帰りは、海沿いを走る。
まずは、新しくなった「常磐線坂元駅」、宮城病院脇の新しい住宅地、そして「山下駅」だ。
真新しい駅舎前のスーパーの壁面に、キリコの技法を使った壁画があった。地元の方たちの原画をプロの作家が表現したものだそうだ。
最後に、吉田浜に寄った。メンバーの一人が理事を務めるグリーンベルトという特定非営利法人が植林をしている所だ。私も2度ばかり参加した。
堤防の下に広がる鳴り砂の浜。はるか向こうは行ってきたばかりの相馬の辺りだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿