2017年4月18日火曜日

ラスコー展を見た

利府の海

ラスコー展
大学時代の先輩を利府町のアトリエに訪ねた。
4年先輩だが、度々でスキーに誘ってくれた。また、教員2年目には、奥さんも2年上の方だったが、旦那の鼎が浦女子高への転勤に伴って私と同じ唐桑中学校に配属されたのだ。そんなに大きな学校ではなかったので、美術教員2人は多すぎる。で、私が先に転出となった。学校近くの先輩のお宅には度々お邪魔したりした。思えば、いろいろお世話になったと思う。そんな感謝の気持ちを伝えたいと思ったのだ。

利府と言っても県民の森がある内陸部の方でなく、海から100m位しか離れていない。やはり震災では、床上浸水となって大変だったらしい。その他諸々2時間ばかり話をして、辞去した。

帰りに、東北歴史博物館で開かれている「ラスコー展」を見た。
精緻な洞窟壁画で知られる。展示物を見て改めて知ったことがあった。一つはクロマニヨン人は現代人と同じホモサピエンスであること。DNAの分析でわかったそうだ。それから、動物の彩色には岩石から作った絵具である顔料を使っていたことだ。洞窟の床面にあったそうだ。
それから、もしかすると彼らの残したような造形物が日本にもあったかも知れないと言う。だが、残念なことに高温多湿な環境では残りえなかったと言う。ロマン膨らむ展示であった。

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